骨粗鬆症

骨粗鬆症と聞くと骨が弱くなる病気と御存知の方も多くいらっしゃると思います。ただし骨が弱いのみでは腰や膝が痛くなることはありません。つまり骨粗鬆症は普段自覚症状がない疾患なのです。ではなぜこれだけ世の中の方々に知られているのでしょうか?それは突然に腰や太ももの付け根の骨折などを引き起こす恐ろしい原因疾患だからです。私たちの知らぬ間に身体に忍び寄り突然重篤な状態に陥れる疾患、それが骨粗鬆症なのです。太ももの付け根の骨が折れて手術した場合6ヶ月後にこれまで通りの生活が出来るくらいまで回復するのは4人に1人、1年以内に死亡する方も4人に1人と言われています。

このように骨粗鬆症は恐ろしい疾患である一方で予防、治療が可能な疾患でもあります。具体的には適切な方法で骨密度測定検査を受けて頂ければ骨粗鬆症に該当するかどうかを正確に判定できます。結果で該当しなければ経過観察になりますし該当する様であればその程度によって治療法を選択していきます。

骨粗鬆症がご心配な方から既に骨粗鬆症の診断を受けている方まで対応いたしますのでお気軽にご相談下さい。

骨粗鬆症外来の流れ

外来を受診
予約にてDEXA測定
DEXAの結果が正常範囲内:経過観察
DEXAの結果で骨粗鬆症:採血にて骨吸収マーカーを測定し今後の方針を決定

骨粗鬆症の検査について

当院では大腿骨近位部と腰椎の骨密度をDEXA(躯幹骨2重エックス線吸収法)で精密に測定、評価しています。

※骨密度の測定方法にはいくつかありますが大腿骨近位部と腰椎のDEXAが正確に骨密度を測定できる方法としてWHO(世界保健機関)の基準に組み込まれており日本の骨粗鬆症の予防と治療のガイドラインでも推奨されております。
※当院は正確な骨密度測定の為に専門機関に検査を委託しておりますので結果が出るまで1週間弱お時間を頂きます。

骨粗鬆症予防、治療の要点

  • 1. カルシウム、ビタミンDの摂取量を増やしましょう
    骨の構成栄養素であるカルシウムとその血中濃度を上昇させるビタミンDを体内に維持することは骨量を保つために重要です。食事中から摂る量を増やすように心がけましょう。具体的にどのような食品を取るべきか不明な方は遠慮なく外来時にお聞き下さい。
  • 2. 程よい運動を心掛けましょう。
    身体を動かすことは骨粗鬆症由来の骨折のリスクを減らします。
  • 3. 現状を正確に評価し将来的な見通しから今後の方針を決定しましょう。
    DEXAで骨粗鬆症と診断されたとしても既往に骨折がなく骨密度低下も軽微であった場合は採血で骨吸収マーカーを測定することで今後の方針を決定していきます。

よくある質問

骨密度検査で骨粗鬆症と診断された場合は必ず薬を飲む必要がありますか?

検査の値によります。DEXAで骨粗鬆症と診断されたとしても既往骨折がなく骨密度低下も軽微であった場合、当院では採血で骨吸収マーカーを測定することで今後の方針を決定していきます。この値が基準値より増加しているときは骨吸収促進が示唆され薬物療法が推奨されます。

踵(もしくは手首)部で骨粗鬆症の検査を受け骨粗鬆症と診断されました。

骨粗鬆症の診断には骨密度検査が必須ですが測定する部位と方法が極めて重要です。通常は大腿骨近位部と腰椎の骨密度をDEXAで精密に測定しなければ正確な診断には至りません。踵や手首の検査で骨粗鬆症と診断されても実際はDEXAで測定すると正常という場合もしばしばあります。踵や手首の検査はスクリーニング的な検査と認識する必要があるのではないでしょうか。

検査にかかる時間と費用は?

当院は正確な骨密度測定の為に専門機関に検査を委託しております(近隣ですと東京駅八重洲口にございます)。検査自体は10分程度で終了いたします。検査費用は3割負担で約¥5,000です。

診療時間 日/祝
午前
受付 9:00~12:30
(9:30診療開始)
午後
受付 14:30~18:20
(15:00診療開始)
皮膚科
内科
ペインクリニック
  • 休診日:水曜日・日曜日・祝日
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いしいクリニック築地

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