ペインクリニック整形外科

「肩や膝の関節痛」「今すぐ何とかしたい腰痛」「どこで治療しても良くならない首や腕の痛み」など整形外科的な疾患による辛い痛みに対してブロック注射を中心に治療していくのが当外来です。
「内服しても痛みが十分取れないが手術するほどでもない」と言われた方や「手術を進められているが手術以外の選択肢」をお探しの方も対応可能です。整形外科的な辛い痛みでお困りの方は一度御相談頂ければと思います。
※ペインクリニックに関する診療は保険診療です。

当科のコンセプト

  • 整形外科、ペインクリニックの両分野で修練し学んだ痛み治療の知識、技術を提供いたします。
  • 受診者の価値観を大切にします。
  • 安心、安全なブロック治療で可能な限り迅速に疼痛の軽減を目指します。

このような症状でお困りの方に当科の受診をお勧めいたします

  • 辛い肩や膝の関節痛
  • 今すぐ何とかしたい腰痛
  • どこで治療しても良くならない交通事故後の首、腕の痛み
  • 内服しても痛みが十分取れないが手術するほどでもないと言われた方
  • 手術を進められているが手術以外の選択肢をお探しの方
  • 原因不明の関節痛や腰痛でお困りの方
  • 様々な原因で鎮痛剤を内服できない方

一般的な診療の流れ

問診と診察で症状をチェック
診察結果を基にレントゲンやMRIなど必要な画像検査を施行
症状と画像所見から痛みの原因を絞り込み
治療方法の提示
治療法を選択し実行
治療の効果を評価

※当院は質の高い画像撮影を目的にレントゲン、MRI撮影は専門施設に依頼しております(レントゲン、MRI供に徒歩で10分圏内)。また他の医療機関で既に病変部の画像撮影をされた方はそちらの画像をご持参下さい。

部位別疾患メニュー

痛みのある部位をクリックして下さい。
それぞれの部位の代表的な疾患とその詳細がご覧いただけます。

筋肉・関節性の首の痛み、頚椎症、頸椎椎間板ヘルニア、慢性的な肩こり、交通事故後疼痛

  • 筋肉・関節性の首の痛み
    特定の部位をグッと押す、首を捻るなどで痛みが増強するのが特徴的な疾患です。急性期であれば8割程度の方は安静、鎮痛薬の内服、湿布などの外用薬の使用で1~2週間で良くなります。当院では急性期の著しい痛み、長く続いている慢性の痛みに対して適宜トリガーポイント注射を行っています。
  • 頚椎症、頸椎椎間板ヘルニア
    首から肩、肩甲骨や腕に放散する痛み、しびれが特徴的な症状です。急性期の痛みは2~3週間、しびれは2~3ヶ月続く印象です。内服薬が無効な比較的強い痛み、症状の持続期間が長い場合には星状神経節ブロック治療が適応となりますのでご相談下さい。
  • 交通事故後疼痛
    交通事故後数日してから出現することが多い頸部~肩、腕の痛み、重だるさが特徴的な疾患です。しばしば耳鳴りや頭痛も伴います。当院では内服、リハビリなどの効果が乏しい方には星状神経節ブロックが有効な治療法となり得ますのでご相談頂ければと思います。

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肩・肩甲骨周辺

五十肩(肩関節周囲炎)、石灰沈着性肩関節炎、頚椎症、頸椎椎間板ヘルニア

  • 慢性的な肩こり
    当院では鎮痛薬の内服、湿布などの外用薬の使用に適宜トリガーポイント注射を併用して治療を行っています。
    また難治性の肩こりに対しては自費治療となりますがボツリヌストキシンを用いた治療も行っております。

    手技料 ¥5,000(施術は痛みの専門医である日本ペインクリニック学会認定医が行います。)
    50単位 ¥20,000(アラガン社製) ¥14,000(韓国製)
    ※税別価格
    ※当院では症状に応じて50~100単位を注入しております。

  • 五十肩(肩関節周囲炎)
    五十肩と言いますが年齢層は20代~80代までと広範囲です。髪結いの動作の制限、腕を上に上げられないなど何かしらの肩関節の運動制限や運動時の痛みを自覚する疾患です。症状が著しい場合は“フローゾンショルダー”と言って肩を動かすことがほぼ出来なくなる場合もあります。当院では痛みが強い場合や運動制限が著しい場合は肩関節注射を適宜施行しています。
  • 石灰沈着性肩関節炎
    起床後より“急な肩の激痛”を自覚したら本疾患の可能性があります。別名“偽痛風”と呼ばれており関節内の石灰が激痛の原因です。肩関節内注射がかなり有効な治療法ですがそれでも治まらない場合は少量のステロイドの内服を用いて加療いたします。
  • 頚椎症、頸椎椎間板ヘルニア
    首から肩、肩甲骨や腕に放散する痛み、しびれが特徴的な症状です。急性期の痛みは2~3週間、しびれは2~3ヶ月続く印象です。内服薬や湿布、マッサージが無効な例もしばしばでその様な場合には星状神経節ブロックが有効な治療となり得ますのでご相談頂ければと思います。

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変形性肘関節症、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

  • 変形性肘関節症
    他の関節症に比して患者さんの数は少ない印象です。主に加齢と運動由来の2種があります。肘の曲げ伸ばし、手首を回した時の肘の状態などをチェックし状態に適する治療法を提案いたします。
  • 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
    スポーツや日常生活で肘に負担がかかり生じる肘痛で一度なるとなかなか治らない疾患です。物を持ったり手首を使うと肘が痛む方は要注意です。肘の安静がまず何よりですが安静が難しい方が患う疾患なのでなかなか治りにくいのだと思います。一生続く人はいないと思いますが長い場合は数年お困りな方もいらっしゃいます。当院では内服やサポーター使用で良くならない場合や痛みが強い場合は注射療法を提案しています。

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ばね指、手根管症候群、母指CM関節症、デゥケルバン腱鞘炎

  • ばね指
    Lockingという一時的に指がある角度で固定されてしまう症状やばね指の原因となる特定箇所の圧痛が確認出来れば診断は難しくありません。腱鞘内注射が機能保持、疼痛緩和の面で効果的ですので疑わしい方、お困りの方は一度御相談下さい。
  • 手根管症候群
    手を頻回に使用する主婦や職業の方が手掌&手掌側1~3指の痛み・しびれ、手首の内側部の圧痛を自覚した場合に最も考えられる疾患です。似たような症状に頚椎症由来の手のしびれ・痛みがありますが治療方法が全く異なりますので注意が必要です。治療は内服、外用が中心で夜寝れない程痛い場合や日常生活に支障が出るほどの痛みがある場合は注射や一定期間のシーネ固定をする場合もございます。これらの治療で良くならない場合や症状を繰り返してしまう場合は手術療法を要します。
  • 母指CM関節症
    親指の付け根の骨と手首の骨の間の関節炎です。似た疾患にデゥケルバン腱鞘炎があり鑑別が必要です。本疾患と診断された場合は親指を休めることが一番の治療法です。
  • デゥケルバン腱鞘炎
    親指に向かう腱が手首の少し手前で炎症が起こり痛みを発する疾患です。内服、外用で一般的に完治まで約3ヶ月程度かかる印象です。

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変形性膝関節症、半月板損傷、膝関節周囲の骨挫傷、単純性膝関節炎、石灰沈着性膝関節炎

  • 変形性膝関節症
    加齢性もしくは体形的に膝軟骨がすり減ることで痛みが生じる疾患でしばしば半月板の損傷を伴います。正座がしづらいもしくは出来ない方、階段の昇降や歩行で膝が痛くなる方、足がO脚傾向な方は要注意です。また膝の痛みがあるにもかかわらず散歩やウォーキングをしている方がいらっしゃいますがお勧めできません。膝の痛みがある時は膝に負担がかかる運動は避けることが大事です。当院ではまず診察所見にレントゲンやMRI検査の所見を併せ痛みの原因部位を特定した後に適切な治療を提案いたします。具体的には痛いながらも日常生活が出来ている方の治療は一時的な安静、内服、特定部位の筋力強化訓練、膝関節注射を組み合わせて行っています。ゴミ捨てや洗濯ものが干せないなど日常生活作業が困難な方には手術をお勧めいたします。
  • 半月板損傷
    半月板損傷は診察所見とMRIで診断いたします。レントゲンではわかりません。損傷には完全に切れている場合と傷がついている場合の2通りがあります。完全に切れている場合は手術を要する様に思われるかもしれませんが手術が必要なのは2割程度で残りの8割は一時的な安静、内服、筋力強化訓練、膝関節注射で対応が可能な印象です。傷のみの場合は安静、内服、筋力強化訓練、膝関節注射で対応が可能です。変形性膝関節症と同様、膝の痛みがある時は膝に負担がかかるウォーキングや散歩などは避けることが大事です。
  • 膝関節周囲の骨挫傷
    あまり聞きなれない病名ですが患者さんの数は大変多い疾患です。一般的には元来健康な比較的高齢者が急な膝の痛みでびっこをひいて来院する様な場合が多い様です。外傷などの思い当たる原因がない場合がほとんどです。治療法ですがこの疾患の場合、関節内注射はほぼ無効で何より安静が大事です。安静3週~4週で痛みが改善することがほとんどですが安静を守れないと3ヶ月以上経過しても痛みが継続する方もいらっしゃいます。骨挫傷と言う病名ですがレントゲン検査では異常所見が見つかりにくく診断には診察所見とMRI検査が有用です。
  • 単純性膝関節症
    元来健康な比較的若い人が一過性に膝関節に強いストレスがかかり発症する膝関節痛です。あまり馴染のない疾患かもしれませんが整形外科やペインクリニックの外来をしているとしばしばお見受けします。疼痛は軽い場合から歩行時に痛みの為にびっこを引く場合まで様々です。またしばしば関節内に水が溜まっている場合や膝周囲が腫れている場合もあります。鑑別を要する疾患に石灰沈着性膝関節炎があり単純性膝関節炎の場合はレントゲン、MRIなどの画像検査ではほぼ異常が認められません。

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背中・腰・臀部

筋肉もしくは関節性の腰痛、ぎっくり腰、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、仙腸関節痛、化膿性脊椎炎、脊椎圧迫骨折

  • 筋肉もしくは関節性の腰痛
    特定の部位をグッと押す、腰を捻るなどで痛みが増強するのが特徴的な疾患です。急性期であれば8割程度の方は安静、鎮痛薬の内服、湿布などの外用薬の使用で1~2週間で良くなります。当院では急性期の著しい痛み、慢性の痛みに対しては適宜トリガーポイント注射を行っています。
  • ぎっくり腰
    急な動作により椎間関節という腰の関節に負担がかかり発症すると考えられています。丁寧な診察で診断可能な疾患でレントゲンやMRI検査では異常は見られません。程度は軽症からかなりつらい状態まであり、起き上がるのも一苦労という患者さんもおられます。内服薬や湿布、マッサージが無効な例もしばしばでその様な場合には硬膜外ブロックが大変効果的な治療法となり得ますのでご相談頂ければと思います。
  • 脊柱管狭窄症
    背中の骨の並びが加齢によって不規則になり神経を圧迫することで坐骨神経痛(腰や臀部、下肢の痛み)が出現する疾患です。背中の状態や他の坐骨神経痛を呈する疾患(椎間板ヘルニアやすべり症など)との鑑別には正確な診察とMRI検査が必須でしょう。安静、鎮痛薬の内服、湿布などの外用薬の使用で症状の改善が不十分な場合は硬膜外ブロック療法が有効な治療法となり得ますのでご相談頂ければと思います。
  • 腰椎椎間板ヘルニア
    比較的若い方が坐骨神経痛(腰や臀部、下肢の痛み)を呈した場合に第一に考えられる疾患です。背中の椎間板という組織が突出することで神経を圧迫することで坐骨神経痛(腰や臀部、下肢の痛み)が出現する疾患です。椎間板の状態の評価や他の坐骨神経痛を呈する疾患(脊柱管狭窄症やすべり症など)との鑑別には正確な診察とMRI検査が必須です。安静、鎮痛薬の内服、湿布などの外用薬の使用で症状の改善が不十分な場合は硬膜外ブロック療法が有効な治療法となり得ますのでご相談頂ければと思います。
  • 腰椎すべり症
    背中の骨の一つである腰椎が正しい位置より前後に位置することで神経が圧迫され坐骨神経痛(腰や臀部、下肢の痛み)が出現する疾患です。すべりの程度や他の坐骨神経痛を呈する疾患(脊柱管狭窄症や椎間板へルニアなど)との鑑別には正確な診察とMRI検査が必須です。安静、鎮痛薬の内服、湿布などの外用薬の使用で症状の改善が不十分な場合は硬膜外ブロック療法が有効な治療法となり得ますのでご相談頂ければと思います。
  • 仙腸関節痛
    女性に多い腰痛症で中腰や寝返りで仙腸関節部位周辺に痛みを自覚し疼痛が強い場合は太ももの前面に響くこともあります。ぎっくり腰としばしば鑑別が必要な疾患です。丁寧な診察で診断が可能な疾患でレントゲンやMRI検査では異常は見られません。女性の腰痛で原因が不明な場合はこの疾患の可能性もございます。多くの場合2~3週の安静で症状の改善が認められますが症状が長引いている場合や痛みが強い場合は硬膜外ブロック療法が有効です。
  • 化膿性脊椎炎
    著しい腰痛、身体のだるさが特徴的な疾患です。場合によっては下肢痛も伴います。比較的稀な疾患ですのでしばしば見落とされたケースを耳にしますので医療者は常に頭の片隅に入れておかなければならない疾患だと思います。腰痛を診た際にこの疾患を疑えるかどうかがキーポイントです。疑った際には採血、MRI検査が必須です。鑑別疾患として結核性脊椎炎などが挙げられます。入院管理にて治療となりますので当疾患が疑われる方には速やかに然るべき施設を御紹介いたします。
  • 脊椎圧迫骨折
    簡単に言えば背中の骨が折れてしまった状態です。背中の骨が折れるので激痛の様に思われますが中には普通に歩いて来院される患者さんもいらっしゃいます。多くの場合はそれなりの外傷を機に発症しますが中には思い当たる節がない方もおられます。70才以上の方が急に腰痛を自覚したら要注意です。他の疾患と同様に丁寧な診察で疾患を疑い画像検査で診断いたします。骨折による骨の変形が著しい場合はレントゲンでわかりますが微細な骨折はMRIでの判定が必要です。

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股関節

変形性股関節症、FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)、脆弱性大腿骨頭骨折、恥骨骨折、(脆弱性、外傷性)大腿骨骨折

  • 変形性股関節症
    股関節部位の軟骨がすり減り痛みを発する疾患です。痛い部位は片側もしくは両側で病期により疼痛の程度は様々で仙腸関節由来の股関節周囲の痛みや脊柱管狭窄症由来の股関節周囲の痛み、帯状疱疹、石灰沈着性股関節炎、特発性の大腿骨頭壊死症などとしばしば鑑別を要します。診察所見や画像検査でしっかり診断し病期に相応な治療法を提案することが重要と考えております。
  • FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)
    歩行時の痛みはなくあぐらや車の乗り降りで片側の股関節の痛みが出現するのが特徴です。ほとんどの場合、内服で症状コントロールが可能です。
  • 恥骨骨折
    高齢者が股関節周辺を痛がっている場合は常に頭に入れておかなければならない疾患です。多くの場合痛みの為に歩行困難ですが稀なケースでは歩いて来院される場合もあるので注意が必要です。一般的に診断はMRI検査となります。治療は入院にて安静、筋力低下予防のリハビリとなりますので当疾患が疑われる方には速やかに然るべき施設を御紹介いたします。
  • (脆弱性、外傷性)大腿骨骨折
    高齢者が股関節周辺を痛がっている場合は常に頭に入れておかなければならない疾患です。多くの場合転倒などを機に発症し痛みの為に歩行困難ですが歩いて来院される稀なケースもあるので注意が必要です。基本的に治療は入院にて手術となりますので当疾患が疑われる方には速やかに然るべき施設を御紹介いたします。

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変形性足関節症、石灰沈着性関節炎、足底腱膜炎

  • 変形性足関節症
    加齢性もしくは運動性に足関節に負担がかかり足首が痛くなる疾患です。疑ったら内側に荷重をかけてレントゲン撮影を行い(普通の状態でレントゲン撮影を行ってもわからないことが多い為)関節の内側の関節間隔が狭くなっている所見が認められると当疾患と診断出来ます。患者さんの数は膝関節症や肩関節症に比べると大分少ない印象です。まず内服薬で治療しますが痛みが著しい場合や長く続く場合は関節注射をする場合もあります。
  • 石灰沈着性関節炎
    足関節部に石灰というカルシウムのかたまりが沈着して痛みを呈する疾患です。当院ではまず内服薬で治療しますが痛みが引かない場合は関節注射を行っています。
  • 足底腱膜炎
    踵が痛くなる疾患です。日常診療でしばしば相談される疾患で良く歩く人、薄い靴を履く習慣のある人がなりやすい傾向があります。内服や装具作成が一般的な治療法ですが一番効果があるのは2~3週間の安静です。
  • 足根管症候群
    足底の違和感や痛み、しびれを呈する代表的な疾患の一つです。原因は内くるぶし後面の滑膜炎やガングリオンの存在が言われますが特に誘因なく発症する場合もあります。滑膜炎やガングリオンが存在する場合はこれらを除去する必要がありますが特別な誘因がない場合は後脛骨神経ブロックで症状の改善が認めることもしばしばです。

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その他

慢性関節リウマチ、リウマチ性多発筋痛症

  • 慢性関節リウマチ
    「手や足がある日突然腫れた、手が腫れてものが握りずらい」などの訴えで来院することが多い疾患です。関節痛は午前中は調子が悪く午後になると改善することも特徴の一つです。患者さんの8~9割は女性です。診察で当疾患を疑った場合はまず採血で炎症所見といくつかの特殊な項目をチェックし診断を確定していきます。本疾患は免疫抑制剤や生物学的製剤と呼ばれる薬での治療が中心となりますがこれらの薬には肺障害や肝障害、感染症の副作用がありいざというときは複数の科が迅速に対応できる体制の施設で治療することが望ましいと考えます。そのため診断が確定した後は然るべき治療施設を御紹介いたします。
  • リウマチ性多発筋痛症
    60才以上で太ももや肩・首などの筋肉痛を自覚し身体のだるさもある場合は当疾患を疑います。約4人に1人は手や足関節に腫れや痛みを自覚すると言われています。診察で当疾患を疑った場合はまず採血で炎症所見といくつかの特殊な項目をチェックいたします。また本疾患はステロイドの内服が著効する傾向がありますので診断と治療を兼ねてステロイドの内服を行う場合もあります。あまり聞きなれない病名ではありますがそんなに稀な疾患でもありませんのでご心配な方は受診をお勧めいたします。
  • 骨粗鬆症
    手や足がある日突然腫れた、手が腫れてものが握りずらい」などの訴えで来院することが多い疾患です。関節痛は午前中は調子が悪く午後になると改善することも特徴の一つです。患者さんの8~9割は女性です。診察で当疾患を疑った場合はまず採血で炎症所見といくつかの特殊な項目をチェックし診断を確定していきます。
    骨粗鬆症がご心配な方から既に骨粗鬆症の診断を受けている方まで対応いたしますのでお気軽にご相談下さい。
    » 骨粗鬆症について詳しくはこちら

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ブロック注射に関して

ブロック注射とは

痛みを引き起こす原因となる部位に針を使って薬液を直接注入し痛みをとる治療法です。内服薬を飲んでも効かない様な比較的強い痛みに対してしばしば用いられます。全身の様々な部位に施行することが可能ですが腰や首、膝関節の痛み、坐骨神経痛に特に効果を発揮いたします。
針と聞くと痛いのでは?と思う方も多いと思います。実際ブロック注射には様々な種類があり痛くないものから予防接種と同程度の痛みを伴うものまでございます。症状や画像所見からブロック注射による治療が適応となる方にはその詳細をご説明させて頂きます。

代表的なブロック注射の種類、特徴、施術時間、適応疾患、費用

  • 硬膜外ブロック
    痛みを引き起こす原因と考えられる神経の近くまで針を進め薬液を注入します。施術は5~10分で終了しその後約30分の安静が必要です。主にぎっくり腰などの急性腰痛や坐骨神経痛の原因となる腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症に有効です。
  • 仙骨ブロック
    硬膜外ブロックと同様な機序と適応疾患ですが硬膜外ブロックの方が効果が高い為、当院ではあまり行っておりません。
  • 星状神経節ブロック
    首の前面には薬液を注入することで顔から後頚部、腕の血流を増やすことが可能なポイントがあるのですがその部位に針を使って薬液を注入し血流を増やすことで痛みを和らげるのがこのブロックとなります。主に頸椎症や頸椎ヘルニア、交通事故由来の首や腕の痛み・しびれに有効です。施術は約2分で終了しその後約20分の安静が必要です。
  • トリガーポイント注射
    圧痛点(押されて痛む場所)の筋膜直下に薬液を注入します。施術は一箇所10~20秒で終了します。主に首や腰の筋肉や筋膜由来の痛みに有効です。
  • 関節内注射
    ヒアルロン酸もしくは局所麻酔&少量の抗炎症剤を関節内に注入します。施術は約10~20秒で終了します。変形性膝関節症や肩関節症に対してしばしば行われます。
  • 腱鞘内注射
    腱鞘という組織の内部に局所麻酔&少量の抗炎症剤を注入します。施術は約10~20秒で終了します。ばね指や手根管症候群に対してしばしば行われます。

安全性

ブロック注射は大変デリケートな施術な為、細心の注意を払って行いますがそれでも残念ながら偶発症や合併症のリスクをゼロにすることは出来ません。
発症頻度はごく僅かですがそれぞれのブロック注射で考えられるリスクを説明後、納得して頂いたうえで施術を行っていきます。

費用

保険診療となります。
3割負担の方の場合

硬膜外ブロック約2,400円
星状神経節ブロック約1,000円
トリガーポイント注射約240円
(膝や肩の)関節内注射約1,000円

治療に関するよくある質問

ペインクリニック整形外科とは?

痛みの専門分野である「整形外科」「ペインクリニック」両分野でトレーニングを受けた経験から一般整形外科診療と供に辛い痛みに対しては神経ブロックを用いた専門的治療を当院では行っております。故に当院は「ペインクリニック整形外科」をメインで標榜しています。

ペインクリニックを受診したいのですが予約制ですか?

必須というわけではありませんが予約優先で行っておりますのでご希望の日時をお電話でお伝え下さい。

ペインクリニック領域の診療は健康保険が使えますか?

肩こりに対するボトックス注射以外は全て保険診療となります。

関節痛や腰痛の原因を知りたいのですが診て貰うことは可能ですか?

診察と画像所見から痛みの原因部位や病名を可能な限りはっきりさせた後に状態に合わせた治療法を提案しています。

他院で手術を進められているのですが手術以外の選択肢を探してます。

症状と画像所見を拝見し他の治療法があるようでしたら提案させて頂きます。その際、以前撮影した病変部の画像をお持ちでしたらご持参下さい。

自分の症状が皮膚科を受診すべきか整形外科なのか迷っています。

切り傷や擦り傷、ガングリオンなどの皮下腫瘍に関してはどちらの科を受診すべきか迷われる方が多い様です。当院は両科が併設されていますのでご来院頂ければ相応しい科で対応させて頂きます。

どんな状態の時にブロック注射を活用したら良いですか?

とりあえず早く痛みをとりたい時、薬を飲んでも十分痛みが取れない時、慢性的な痛みが強くなってきた時などが挙げられると思います

ブロック注射はどんな疾患に有効ですか?
  • 硬膜外ブロック:腰痛や坐骨神経痛
  • 星状神経節ブロック:首や肩~腕の痛み、しびれ
  • 肩甲上神経ブロック:五十肩
  • 関節内注射:肩関節や膝関節由来の痛み
  • トリガーポイント注射:筋肉や筋膜由来の首や腰の痛み
  • 腱鞘内ブロック:ばね指、手根管症候群、足根管症候群
ブロック注射を受けられない人はいますか?

抗凝固剤や抗血栓薬の様な血をさらさらさせる薬を内服している方は硬膜外ブロック、星状神経節ブロックは受けられません。

膝に溜まった水を抜くことは可能ですか?

可能です。同時に水が溜まっている原因が不明な場合は精査していきます。

診療時間 日/祝
午前
受付 9:00~12:30
(9:30診療開始)
午後
受付 14:30~18:20
(15:00診療開始)
皮膚科
内科
ペインクリニック
  • 休診日:水曜日・日曜日・祝日
  • 土曜は受付時間が9:30~14:50、診療は10:00~となります。
  • 金曜日、内科は午前のみ診療となります。
 

いしいクリニック築地

ご予約・お問合せ TEL:03-3541-2141

  • ※手術と美容皮膚科、ペインクリニック領域に関する御相談は予約が可能です。