ウィルス性のイボ

ウィルス性のイボ

子供から大人まで身体のあらゆるところに出現します。初めて治療を行う方には原則的に液体窒素の照射にモノクロ酢酸や硝酸銀の塗布を加え週1回の頻度で約3ヶ月程度繰り返します。こちらの治療が有効な方は治癒まで継続いたしますが残念ながらイボの出来た部位やイボの種類によっては非常に効きにくい場合もございます。中には数年間液体窒素療法を継続している方もいらっしゃいます。当院ではその様な難治性のイボに対して希望者には自費治療となりますがブレオマイシン注射やレーザー切除、イボ剥ぎ手術などで対応しております。液体窒素無効例に効果的な可能性のあるこれらの治療ですがいずれの施術も激痛を伴うものです。その為、当院ではこれらの施術に伝達麻酔や全身麻酔など様々な麻酔法を駆使し施術中の痛み、不快感を最大限軽減するよう努めております。

クリニックからのメッセージ

イボの治療は一筋縄でいかないのが現状で悲しい思いをしている方も数多くいらっしゃると思います。いつ治るかわからない不安やこれ以上治療法がないと思った際の絶望感などを持ち当院に来院される方も多くいらっしゃいます。当院も魔法が使えるわけではありませんので残念ながら「全てのイボを治して差し上げます」「当院の施術後は再発の可能性はありません」とは言えませんが治療に際し真摯に対応することはお約束させて頂きます。その気持ちを治療法の創意工夫に込め当院はイボ治療を行っております。

当院のウィルス性イボ治療の特徴

  • 液体窒素療法をはじめモノクロ酢酸の外用、硝酸銀の外用、サリチル酸外用、ブレオマイシン注射、レーザー治療、イボ剥ぎ手術など保険治療から自費治療の範囲まで様々な治療法を御用意しております。その為、御自身の生活スタイルや病状に最適な治療方法を提案することが可能です。
  • レーザー治療、ブレオマイシン注射治療時には全身麻酔や痛み止め注射前のプレ麻酔を施行し不快感を最大限軽減する様に努めます。
  • レーザー治療、イボ剥ぎ手術においては特殊な止血方法を用いて手術野の出血量を減らし施術視野を正確に確保することで治癒率の向上を目指します。

ウィルス性イボ治療の流れ(大人の場合)

ステップ1

まず液体窒素療法にモノクロ酢酸、硝酸銀、サリチル酸の外用療法を組み合わせて治療いたします。治療頻度は週7~10日に1回、治療目安期間は3ヶ月前後です。保険治療範囲内の治療となります(モノクロ酢酸外用療法、硝酸銀の外用療法はオプション治療として当院では無料で行っています)。

ステップ2

液体窒素を中心とした治療法では残念ながら効果が乏しい様な難治性イボに罹患している方、社会的に定期的な通院が困難な方などは自費治療となりますが①~③に示す治療に進むことをお薦めいたします。

①ブレオマイシン注射

ブレオマイシンという薬剤をイボの局所に注射いたします。普通に注射すると激痛を伴います。病変部に麻酔外用薬を使用する、注射薬に痛み止めを混ぜる、痛み止めの注射をブレオマイシン注入前に行うなど様々な方法での除痛が試みられておりますが残念ながら除痛効果が乏しいと言わざるを得ないのが現状ではないでしょうか。注射時の激痛は施術を受ける側の大きなストレスになるのはもちろんのこと施術する側においても激痛によって患者さんが動くことで適切な量、深さに薬液を注入することが困難になり治癒率の低下につながります。当院では希望者には“プレ麻酔”という特殊な鎮痛法で痛みを最大限緩和した後に施術することが可能です。
費用に関しては自費治療となります。
初回初診料¥2,000 再診料¥1,500
施術料:¥5,000  プレ麻酔料(希望者のみ):指・趾 ¥5,000

②レーザー切除

病変部位に局所麻酔後、炭酸ガスレーザーを用いてイボを除去する方法です。
この施術の問題点は<Ⅰ>局所麻酔注射が激痛を伴う。<Ⅱ>出血により術野が見えづらくなり病変の取り残しが容易に起こる。という2点です。そこで当院では希望者には病変部位への局所麻酔注射前のプレ麻酔を行い局所麻酔注射の痛みを緩和するオプションもしくはボーとしている間に痛みを伴う施術が終わるような全身麻酔下での治療オプションを御用意しております。当院のプレ麻酔は麻酔クリームなどの使用に比して断然効果的で、病変部位の局所麻酔注射は全く無痛なわけではありませんが痛みはかなり緩和されると自負しております。全身麻酔を希望された場合は恐れ・不安・痛みが緩和され当初よりリラックスしている状態で施術をお受け頂けます。
またレーザー照射中の出血による視野障害は病変部位の取り残しに繋がり結果的に治癒率の低下となります。その為当院では特殊な止血方法を用いることで施術中の視野をしっかり確保し治癒率向上に努めています。
費用に関しては自費治療となります。
初回初診料¥2,000 再診料1,500
施術料:直径1cm未満 ¥15,000
施術料:直径1cm~1.5cm ¥20,000
施術料:直径1.5~2.0cm ¥25,000

プレ麻酔料(希望者のみ):(手の指・趾の病変の場合)¥5,000(足の裏の場合)¥8,000
全身麻酔下での施術希望:¥20,000

③イボ剥ぎ手術

局所麻酔注射の後に手術用器具を用いてイボをはぎ取る方法です。施術の詳細は炭酸ガスレーザーを手術用器具に置き換えて頂ければ②で述べた炭酸ガスレーザーによる施術方法とほぼ同様です。
この施術に関しても希望する方には局所麻酔注射前のプレ麻酔の施行や全身麻酔下で施術をお受け頂けます。
費用に関しては自費治療になり価格はレーザー治療と同様になります。

ウィルス性イボ治療の流れ(子供の場合)

液体窒素療法にモノクロ酢酸、硝酸銀、サリチル酸の外用療法を組み合わせて治療いたします。治療頻度は週7~10日に1回となります。保険治療範囲内の治療となります(モノクロ酢酸外用療法、硝酸銀の外用療法はオプション治療として当院では無料で行っています)。

以下の様な方が当院に多く来院されてます

  • これからイボ治療を開始する方。
  • 様々なクリニック、病院で数年間液体窒素中心の治療を継続したが治らずお困りな方。
  • 痛みや不快感の少ないブレオマイシン注射やレーザー治療をお探しの方。

ブレオマイシン注射や炭酸ガスレーザー施術時の痛みを極力減らす当院の取り組み

「ブレオマイシン注射をなるべく痛くなく出来ないか?」「寝ているうちにレーザー治療が終わっていると良いのに・・・」このようなお声を外来で度々拝聴いたしましたので当院では“プレ麻酔”や“全身麻酔(MAC法)”を用いて可能な限りその様なお声にお応えします。

プレ麻酔について

プレ麻酔とは局所麻酔注射を行う前段階の麻酔のことです。当院では主に2種類のプレ麻酔を行っています。プレ麻酔が十分であれば元来激痛を伴う局所麻酔注射の痛みはほとんど感じません。

  • 浸潤麻酔(伝達麻酔):この方法は足趾や手指にイボがある際に多く用いられます。
  • 硬膜外麻酔:この方法は足底にイボがある際に多く用いられます。

全身麻酔(MAC法)について

全身麻酔薬で恐れ、不安、痛みを取りリラックスしている状態で施術を進めていきます。患者さんによってはいつの間にか施術が始まり気が付かないうちに終わっていたという方もいらっしゃいます。イメージ的には歯科でインプラントを行う際のリラックス麻酔や眠っている間に終わる内視鏡検査が近いと思います。

安全面への配慮

施術の痛みはとりたいが麻酔は危険、怖いものなので躊躇される方もいらっしゃると思います。100%安全とは言い切れませんがある一定以上の修練を重ねた医師が安全面に配慮された環境で麻酔を行う分には必要以上に神経質になる必要はありません。

  • 麻酔を用いた施行前にはいくつか注意点がありますので用紙を用いて説明いたします。
  • 全身麻酔下で施術を行う際は医師2人体制(一人は麻酔科指導医)で施術を進めます。
  • 必要十分なモニター、薬剤、医療器具を揃えています。

よくある質問を集めました

<イボ治療全般に関して>

必ず治りますか?

残念ながらいずれの治療法も完全に治るとお約束出来るものではございません。

初めてウィルス性のイボと診断されたのですがどの治療法が良いでしょうか?

特別な事情がない限りまず液体窒素療法を中心とした治療法を3ヶ月程度継続することをお薦めしております。足底、爪周囲以外の部位に発生したイボでは有効な場合も多く見受けられます。

液体窒素療法をする前に何か痛み止めを用いることは可能でしょうか?

混合診療の観点から液体窒素前の鎮痛処置は残念ながら難しいと思われます。

インターフェロン注射はやっていますか?

副作用の観点から当院では行っておりません。

<ブレオマイシン注射に関して>

一般的にどれくらいの確率で治りますか?

イボのサイズに大きく影響されると思いますが信頼性の高い報告では1~2回の施術によりおおよそ65~85%とでています。

どのくらいの期間で治りますか?

3~4週間程度で目途が付く印象です

どの部位にできたイボに有効ですか?

足底、爪の周囲にできたイボに有効性が高い治療法と言われています。

施術後の一般的な通院頻度を教えて下さい。

注射後3日、10日、21日の来院をお願いしています。

全身的な副作用はありますか?

全くありません。

注射は痛いですか?

何の前処置もなければ激痛だと思います。その為、当院ではオプションになりますが様々な麻酔法を用いて注射時の痛みを最大限軽減する取り組みを行っています。痛みに敏感な方やイボのサイズが大きい方、複数個ある方は御検討下さい。

再発を防ぐ方法はありますか?

残念ながらありません。当施術のポイントはブレオマイシンを病変部の正しい深さに適量注入することです。ごく少量の注入となりますので疼痛の為に患者さんが突然動いてしまう様では正しい施術が出来ません。その為当院では希望者にプレ麻酔を行いブレオマイシン注射の激痛を緩和することで確実性の向上に努めています。

注射後は痛いですか?

全く痛くない方から2~3日痛みが続く方までいらっしゃいます。心配な方には自費となりますが痛み止めを処方いたしますのでお申し出ください。

注射後の生活の制限はありますか?

入浴、運動の制限はございません。特殊な業種を除いて仕事も可能です。

施術困難な方

小児、妊娠中の方。

<レーザー療法、イボ剥ぎ手術に関して>

一般的にどれくらいの確率で治りますか?

イボのサイズに大きく影響されると思いますが信頼性の高い報告では1回の治癒率は32~96%とでています。

どれくらいの期間で治りますか?

6週~8週で落ち着くことが多い印象です。

一般的な施術後の通院頻度を教えて下さい。

注射後翌日(休日の場合はその翌日)、1週間後、3週間後、5週間後、2ヶ月後、4ヶ月後の来院をお願いしています。

レーザー治療は痛いですか?

施術前の病変部に行う局所麻酔注射が激痛です。その為、当院では様々な麻酔法を用いて注射時の痛みを最大限軽減する取り組みを行っています。痛みに敏感な方やイボのサイズが大きい方、複数個ある方は御検討下さい。

再発を防ぐ方法はありますか?

残念ながらありません。ただし治癒率を上げるポイントは病変部に十分麻酔を聞かせることと術中視野の確保と当院では考えております。疼痛の為に患者さんが突然動いてしまう様では正しい施術が出来ませんし出血の為に術野の視野確保が不十分であれば切除範囲の目測を誤ってしまいます。その点当院では希望者にプレ麻酔を行うこと、特別な止血処置を行い施術の確実性の向上に努めています。

再発した場合は?

多くの場合レーザー治療後は以前の状態に比してイボのサイズが小さくなっています。この時点で再度レーザー治療を施行する、もしくはイミキモドという特殊な塗り薬を使用し対処する場合が多いと思われます。レーザーの再施術の場合は前回施術料の半額になります。

施術後は痛いですか?

全く痛みがないわけではありませんが鎮痛薬を服用して頂ければ自制内程度だと思います。ただし足底の特定数箇所の処置は施術後に強い痛みを伴います。その場合に限り特別な疼痛コントロールを施します。

注射後の生活の制限はありますか?

入浴、運動は指示があるまで控えて下さい(シャワー浴は可能です)。特殊な業種を除いて翌日から仕事も可能です。

偶発症、合併症などの術後トラブルは?

イボの再発、潰瘍形成、瘢痕形成、細菌感染、などがあります。

施術困難な方

小児、妊娠中の方

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いしいクリニック築地

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