超音波診断装置(エコー)

超音波診断装置(エコー)

エコーは身体に侵襲を与えることなくレントゲンやCT、MRIなどと同様に目で直接見ることの出来ない身体の内部をリアルタイムにうつしだすことが出来る医療機器です。
この5年のエコーの進化は凄まじく画像も機能も格段にアップしました。サイズも小さくなり、小さくても画質が良いものが次々と発売されています。エコーを使いこなすことができれば診療の質も1~2段階上がると言っても過言ではないと思います。具体的には診察時にエコーを用いることで患者さんと診療情報を共有することができ、会話しながら診断や治療をすすめることが可能です。
エコーが他の医療検査機器と異なる点は使用する上で画像をうつしだす(作り出す)技術が必要という点です。つまり検査の質が施術者により大きく異なるのです。

私達はこの素晴らしい機器を使いこなせるよう以下の3つにこだわっております。

  • 1. 「検査前準備」です。検査前に疾患や原因部位にある程度の目星をつけエコーを行うことで検査の質が向上します。
  • 2. 「エコー画像知識」です。疾患ごとにエコーでどの様にうつるのかを知る必要があります。また同一の疾患でも炎症のある、無しなど状況によって画像所見が異なります。
  • 3. 「検査を生かす知識・技術」です。検査結果を基に状況に合わせた最適な治療法を提案していきます。

具体的なエコー使用例

皮膚科領域
  • 皮膚・皮下腫瘍の鑑別診断や大きさ、深さの計測:できものが具体的に何なのか、切除する必要があるのか、必要がある場合はどの様な手術法が望ましいのかをある程度判断いたします。
  • 局所麻酔薬を用いた皮膚腫瘍と正常組織間の液性剥離:これを行うことで手術が円滑に進むと供に手術中の痛みをしっかり予防します。
ペインクリニック領域
  • 筋肉や筋膜、神経周囲など、痛みやコリの原因となっている部位を、エコー(超音波診断装置)を用いてうつしつつ、確実にその部位に薬液を注入することで身体の内部からつらい症状を改善いたします。
    施術部位によってはエコー画像を通して痛みの原因組織が改善されていく様子を患者さんにも確認いただけます。

皮膚科症例のエコー画像

左耳粉瘤

左耳粉瘤 耳の出来ものを主訴に来院された患者様です。
エコーで内部にモザイク所見を認める約1cm 大の皮下腫瘍を認めます。
完全摘出が可能な粉瘤が最も疑われ摘出手術を施行しました。

ガングリオン

ガングリオン 腕の出来物を主訴に来院された患者様です。
エコーで内部が黒一色の約7mm 大の皮下腫瘍を認めます。ガングリオンが最も疑われ痛みが無ければ特別な処置は必要の無いことをお伝えしました。

皮下腫瘍(眉毛の外側)

(眉毛の外側) 眉毛の外側の皮下に可動性を伴う異物を自覚し来院さ れた患者様です。
エコーで皮膚から約5mmの深さに約2mm大の異物を確認しました。摘出の後、診断のための病理検査を行いました。

皮下腫瘍(背部の出来物)

皮下腫瘍(背部の出来物) 背部の出来物を主訴に来院された患者様です。 エコーで内部にモザイク所見を認める約1cm 大の皮下腫瘍を認めます。完全摘出が可能な粉瘤が最も疑われ摘出手術を施行しました。

胸部粉瘤

胸部粉瘤 胸部の出来物を主訴に来院された患者様です。
視診・触診からは一つの皮下腫瘍と考えましたがエコーで確認すると2つの皮下腫瘍がそれぞれ別に存在しています。
また内部は両方ともに液状所見です。このタイプは完全摘出が困難な粉瘤です。

ベーカー嚢腫

ベーカー嚢腫 左膝裏が痛いということで患者さん自身で帯状疱疹を疑い来院された患者さんです。
特に思い当たることはなく、来院前にいくつかの整形外科や皮膚科を受診し診察やレントゲン検査などを受けたようでしたが原因がわからないと言われたそうです。
視診・触診では特別な所見は認めませんでしたが疼痛部位にエコーを当てると皮膚から約 1cm の深さに約2cm大の範囲で液の貯留を認めました。
ベーカー嚢腫と診断し液を吸引した後、痛みは消失しました。

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いしいクリニック築地

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