当クリニックのシミ治療は各個人の日常生活に合わせて行っている点が特徴です。ゴルフ好きな方にはゴルフを楽しみながら取り入れられるものを、毎日忙しく過ごされている方には多忙な日常の中でもできるものを提案しております。
このようなスタンスの中で皆様にご満足いただける結果を提供するには、主に以下の3つの項目が大切と考えております。中でも1つめに記載した‘’シミの分類わけ‘’はシミ治療において最も重要と認識しております。
①正確なシミの分類わけ
加齢性色素班、そばかす、肝斑やADMなどシミにはいくつか種類があります。これらが単独で存在する場合もありますし、数種が混在して存在してシミを作っている場合もあります。各個人のシミの状況によって治療方法やその効果、見通しが異なります。取れやすいのか、取れにくいのか、通院回数などもシミの種類と深くかかわっており正確なシミの分析はしみ治療の第一歩と考えております。
②スキンケア指導
当院は各個人のライフスタイルに合わせたスキンケア方法をお伝えしております。具体的には正しいお化粧の落とし方などはどなたでもできることだと思いますので、それらを実践することで新たなシミの出現を予防していければと思います。
③施術の質
最適な出力設定や照射方法を適宜、医師と施術者が協議し施術を進めていきます。もちろん施術中の痛みにも最大限配慮いたします。
全てのシミが完全に消える様な魔法の治療法を当院が提供できるわけではありませんが施術を受けた方に御納得いただける様、こだわりを持って施術にあたっております。初診時には治療方法と供に必要な費用などを出来るだけ正確にお伝えし、ご了承を頂ければ治療を開始いたします。もちろん御相談だけでも結構です。他院で治療したものの思った様な効果が実感できなかった方の御相談もお受けしております。
顔のシミの種類
部分シミ(加齢性色素斑)
30才以降に発症するいわゆる加齢性のシミです。長年の紫外線暴露が原因となるので顔面や手背、上背部に出来ることが多くほぼ自然消退はないと考えられています。色調はだんだん濃くなる場合が多く大きさも数年かけて徐々に大きくなっていく場合が多い様ですが、数十年変わらない場合もあるようです。厚みに関してはしばしば隆起を認めます。日焼けにより色調がさらに濃くなる、かゆみを呈することもある様です。
隆起のない平坦なものに対してはレーザーでシミの原因となるメラニンを消し飛ばすことによってシミをとってしまうのが最も望ましいと思います。通常1~2回の照射で除去することが可能です。ただしレーザー照射後は一時的にかさぶたになる(約10日前後)といった欠点がありますのでライフスタイル的に難しい方は数回の照射(5~6回)が必要ですがフォトセラピーやハイドロキノンという外用医療コスメの使用をお薦めいたします。
また厚みのある隆起性のものに対してはレーザーもしくはフォトセラピーと炭酸ガスレーザーを組み合わせたコンビネーション治療で対応していきます。まず炭酸ガスレーザーで隆起している部位を削りその後残ったメラニン部位をQスイッチレーザーで除去してきれいに仕上げるという方法です。
そばかす(雀卵斑)
学童期に発症する両頬を中心とした左右対称性の1~5mm大のシミです。家族内発生が多く認められます。女性に多く妊娠や日焼けにより色調がさらに濃くなるのも特徴です。
レーザーがかなり有効ですが残念ながら数年するとかなりの確率で再発いたします。その為それなりに薄くなれば良いという方には複数回の照射(5~6回)が必要になりますがフォトセラピーやトーニングやルミキシルという外用医療コスメの使用をお薦めいたします。
肝斑(クスミ)
30才前後で発症し、両頬に左右対称性にぼんやりと広範囲に広がる褐色斑です。鼻には症状は認めません。またしばしば前額部にも出現します。発生原因が現状では不明であり、女性ホルモンバランス(妊娠やストレス)や生活習慣(日焼けや化粧を落とす際の皮膚の擦過、寝不足やストレス、喫煙)が症状に関係している場合もあります。治療に関してですが①基本的に高出力のレーザー照射は禁止②現在、決定的なレーザー治療器は存在しない③日常のスキンケアが重要 これら3つの事項が前提となります。そのため治療目標は適度な改善、悪化の防止と考えていただければと思います。
以下に当院の治療法を記載いたします。
①メーク落としや洗顔方法など、日常のスキンケア指導
→これを約6ヶ月~1年実践して頂くだけで改善を認める方も多数いらっしゃいます。
②トラネキサム酸の内服やビタミンC誘導体
→作用機序については諸説あるようですがトランサミンが有効なのは間違えない事実の様です。血栓症の既往がある方以外は内服可能です。外用薬は一部の人に有効です。
③ケミカルピーリング&エレクトロポレーションによるトラネキサム酸の導入
→トラネキサム酸を皮膚内部に浸透させる治療法です。比較的色が濃くはっきりとしたタイプの肝斑に有効な印象です。
④レーザートーニング(低出力レーザー照射)
顔のシミは肝斑単独という例はほぼ無く、多くの場合、肝斑や部分シミ・ADMなどが混在しております。レーザートーニングは肝斑を刺激することなく、肝斑に合併する散在性の部分シミやそばかすを改善することができる可能性がある点が評価されています。
後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)
20~30才前後に両頬に左右対称性に発症する顔面の色素斑です。しばしば肝斑との鑑別が困難で苦労します。複数回の照射が必要(5回程度)ですがレーザーの高出力照射で薄くすることが可能です。ADMの治療はQスイッチレーザーの高出力照射のみに頼らざるを得ないのが現状なため照射後は一定期間(約10日)かさぶたを形成する期間があります。治療を希望される方はご了承下さい。またしばしば照射による治療期間中に色素が元の状態より濃くなることがありますが炎症後色素沈着と言ってしばしば認められる現象ですので心配はいりません。ADMはレーザー照射を複数回行うことで取りきれる、もしくは薄くできるシミです。
※シミ治療をご希望される方には各々のシミの種類を正確に診断するため診察前にパウダールームでお化粧を落としていただきます。
診察後はパウダールームで再度お化粧してお帰りいただけます。
※ウェディングや同窓会など大切な行事を控える方はその行事の最低3ヶ月前に御相談を頂けますと良い状態で出席できると思います。
顔のシミの治療法
当院のシミ治療戦略
当院のシミ治療の特徴
当院ではシミの種類や各個人の要望、生活環境を考慮しフォトセラピー、Qスイッチレーザー、レーザートーニングという3つの施術を中心に効率的なシミ治療を行っています。
レーザー治療とフォトセラピーの違いは?
仮にダウンタイムや炎症後色素沈着の可能性を考えず単純に顔の部分シミのみを取りたいという様なケースがあったとしたら現状最も効果的な改善法はレーザー照射でしょう。しかしレーザー照射においては
- 照射部位を被覆材で保護する作業が必要
- 施術部位の炎症後色素沈着の発生の可能性
などの不都合な点が存在する為に一般的には限られた症例に対してのみレーザー照射が行われております。
一度の照射の効果はレーザーに劣りますが上記に示したようなレーザーの不都合な点が解消され且つ一回の照射でシミを含めた複数のお悩みに効果的なのがフォトセラピーです。フォトセラピーはシミ、クスミ、・頬や鼻横の赤みなどの加齢性の色調変化と供に肌の質感、張り感も改善します。
また
- 施術直後からメイクが可能
- 炎症後色素沈着のリスクはほとんど無い
というメリットがあります。
レーザーに比して効果はマイルドなため一般的に大きな改善を期待するには3~5回の照射が必要となりますがレーザーの様に日常生活に制限を強いる要素がないのはフォトセラピーの魅力の一つです。
当院のシミ治療戦略
比較的はっきりしたシミがピンポイントに存在する場合にはQスイッチアレキサンドライトレーザーをお勧めします。
照射後約10日の被覆材の貼付や炎症後色素沈着のリスクを差し引いても1~2回の照射で”シミを取りきる”力は他の治療法に無い魅力があります。
約10日前後の被覆材の貼付が難しい方や炎症後色素沈着が心配な方には、レーザートーニングやフォトセラピーをお勧めいたします。
当院が導入しているフォトRFは高性能最新機種で複数回の照射によりかなりのレベルまでシミを取り除くことが可能です。
当院が導入しているフォトRFは高性能最新機種で複数回の照射によりかなりのレベルまでシミを取り除くことが可能です。
薄め~濃いシミが混在している場合はQスイッチレーザーとトーニングもしくはフォトセラピーのコンビネーション治療をお勧めいたします。
全体的なシミをトーニングもしくはフォトセラピーで薄くしつつ目立つ部分をQスイッチレーザーでピンポイント照射いたします。
全体的なシミをフォトセラピーで薄くしつつ目立つ部分シミをQスイッチレーザーでピンポイント照射いたします。
※シミ治療の方法をざっくり解説すると上記のようになります。
御自身に真に適する施術は外来を受診していただいた際にお話を聞き、肌質を拝見させていただいたうえで提案させていただきます。












