皮膚科症例写真一覧
皮膚科症例写真一覧
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シミ
レーザー照射前:Before レーザー照射後:After
顔
手
シミ(After:シミ取りレーザー照射後1週間)
鉛筆で刺した後の黒色痕
両頬を中心としたそばかす
顔全体のシミ、くすみ
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入前:Before 注入後:After
目袋の突出
ほうれい線
ボツリヌストキシン注入
ボツリヌストキシン注入前:Before 注入後:After
眉間
おでこ
良性腫瘍(ほくろ、イボ、できもの)
切除前:Before 切除後:After
顔のほくろ
背部のほくろ
首イボ
脾粒腫
老人性イボ
脂腺増殖症
様々なできもの
できものの切除の流れ
顔の加齢性のできもの
顔面の隆起した加齢性のできものです。今回の画像は多発例ですが単発ですと30代前半から認められます。
施術説明用紙を用いて丁寧に手術手順を説明しご理解を頂いた上で施術を行います。
施術室に移動後、施術ご希望部位をマーキングします。当院では1つ~複数個まで各人のご希望に合わせた施術が可能です。今回はマーキングした7ヶ所の施術です。
施術前に局所麻酔を行います。施術中は全く痛みはありませんのでご安心ください。
局所麻酔で用いる針は痛みに配慮して32Gという極細の針を用いております(上)。ちなみに下が一般的に採血などに用いられる23Gの針です。太さを比べて見てください。
無痛になったのを確認後に施術を開始していきます。
施術終了直後です。一か所約3~5分の施術となります。
施術後4日で創部の赤みがピークとなります。
施術後2週間です。徐々に施術部位の赤みが改善して施術部位が周囲の皮膚になじみ始めてます。
施術後約1ヶ月です。施術部位が周囲の皮膚にほぼなじみシミが取れたことが実感できる時期だと思います。今後は時間の経過とともにさらに周囲の皮膚となじんでくることが予想されます。
後頭部のできもの
後頚部の隆起性のできものです。洗髪時に引っかかるということで切除目的で来院されました。
施術説明用紙を用いて丁寧に手術手順を説明しご理解を頂いた上で施術を行います。
切除部位に局所麻酔をします。少し赤くなっている部位が局所麻酔の針の跡です。局所麻酔後は全く痛みを感じることはありません。
皮膚のどの程度の深さまでできものが浸潤しているかを考え手術器具でできものを丁寧に剥離していきます。
取り残しがないように注意深く剥離していきます。
摘出したできものです。
切除面は出血しますので炭酸ガスレーザーを用いて止血します。
止血が完了して施術が終了となります。この症例ではここまで約5分です。
外来通院は1週間後と1ヶ月後になります。
粉瘤
粉瘤の外見
粉瘤の内容物
皮膚の下に袋が出来てその中に垢などが貯まった状態
細菌などが感染し炎症が起こる
比較的サイズの小さい粉瘤
粉瘤・症例写真
手術前:Before 手術後:After ※手術はくりぬき法で施行しております
粉瘤
くり抜き法による摘出手順
胸部の粉瘤の場合
皮膚の下にしこりを触知します。炎症を伴っていない為に痛みや異臭はありません。
施術説明用紙を用いて丁寧に手術手順を説明しご理解を頂いた上で施術を行います。
施術室に移動して粉瘤の範囲をマーキングします。
真ん中の黒いマーキングは臍と呼ばれ粉瘤に特徴的です。
画像では少しわかりにくいですが局所麻酔を表面にしました。これで施術中の痛みはありません。
手術器具を用いて臍の部分をくり抜きます。
くり抜いた部分から内容物をもみだします。
粉瘤の内容物です。
内容物を別の角度から。
くり抜き法ではこの程度の穴で施術が可能です。
創部をよく洗います。
3針縫って終了です。ここまで約10分です。
1週間後の創部です。抜糸して特別なテープを張ります。
施術後の外来通院は基本的に1週間後、1ヶ月後となります。
顔面部の炎症を伴う粉瘤の場合
赤く腫れあがり痛みを伴う炎症性の粉瘤です。このような状態になるとしばしば異臭を伴うこともあります。
施術説明用紙を用いて丁寧に手術手順を説明しご理解を頂いた上で施術を行います。
施術室に移動して粉瘤の範囲をマーキングして施術部位表面に局所麻酔をします。いくつか赤くプツプツなっているところが局所麻酔の針の跡です。注射の痛みを考え30Gという最も細い針で行っているため画像でも分かりにくい程度の注射跡です。
臍が明確でない場合はどこをくり抜くかが重要です。手術器具を用いてくり抜いた直後の画像です。
くり抜いた部分から内容物をもみだします。手術器具で掴んでいるのが粉瘤の袋です。これを丸ごと取り出すことで粉瘤が完治します。(袋が残存した状態ですと再発の可能性があります。)
袋の一部です。
袋を取りきった後に創部を入念に洗います。
この程度の大きさの炎症性粉瘤の場合もくり抜き法では4mm程度の穴で施術が可能です。
1針縫って終了です。ここまで約10分です。
顔面部の粉瘤 外来でしばしば遭遇する典型例です。
皮膚の下にしこりを触知します。炎症を伴っていない為に痛みや異臭はありません。
施術説明用紙を用いて丁寧に手術手順を説明しご理解を頂いた上で施術を行います。
施術室に移動して粉瘤の範囲をマーキングし表面に局所麻酔をします。
局所麻酔部位を手術器具を用いてくり抜きます。臍が明確でない場合はくり抜く場所が重要です。手術器具を用いてくり抜いた直後の画像です。真ん中に白く映っているのが粉瘤の内容物です。
くり抜いた部分から内容物をもみだした直後の画像です。少量の出血を認めます。
創部をよく洗います。
しっかり止血して1針縫って終了です。ここまで約7分です。
施術後の外来通院は基本的に1週間後、1ヶ月後となります。
陥入爪・巻き爪
アンカーテーピング法
ガター法の流れ (麻酔と爪の除去が必要でない症例)
ガター法施術後2週間
チューブ除去後
ガター法の流れ (麻酔と爪の除去が必要な症例)
左母趾内側の爪が食い込み疼痛を自覚されている状態です。
施術説明用紙を用いて丁寧に手術手順を説明しご理解を頂いたうえで施術を行います。
施術室に移動後に麻酔部位と食い込んでいる爪の除去部位をマーキングします。(麻酔が必要ない場合や爪の除去が必要ない場合もございます。)
麻酔後に施術をスムーズに進める一工夫をして施術開始です。施術中は全く痛みを感じません。
食い込み部位を除去した後の画像です。
爪が伸びてきた際の再度の食い込みを予防する為に特殊なチューブを爪の横に留置します。
爪の形状によっては挿入したチューブが外れやすいので縫って外れにくくします。
食い込んでいた爪の画像です。
食い込んでいた爪の画像です。場合によってはこの様にほんの一部の爪を除去するだけで疼痛が格段に緩和されます。
施術終了後は普通に歩いて帰れます。足の疼痛は施術後翌日より軽減する場合が多い様です。日常生活に制限はございません。
※全ての治療効果には個人差があります。
湿潤療法(切り傷・熱傷)
湿潤療法で処置した切り傷の経過
2才女児。自宅で机の角に前額部をぶつけ裂傷を負って直ちに受診した症例です。創部がパックリ開く程度の切り傷を認めています。
創部を水道水で洗浄後、画像で示した特殊な綿を用いて止血しました。
乳幼児の切り傷の大多数は暴れるのを抑えてまで縫合する必要はなく画像で示したテープで皮膚の辺縁を寄せて固定すると痛みが少なくきれいに治ると言われています。
本症例程度の傷であれば連日のテープ固定により4日程で傷が閉じます。傷が閉じたことを確認後、画像で示した被覆材と保湿剤を用いて湿潤療法を開始しました。
受傷後1ヶ月です。傷跡は赤みが残る程度まで改善しています。
受傷後2ヶ月です。傷跡は目立たない程度まで改善しています。